
今の住まいから始まる、理想の暮らしの見つけ方
家具を一式そろえるタイミングは、人生でそう何度もあることではありません。
特に新築マイホームという大切な節目。
どんなテイストで暮らしたいか、16畳という広いLDKをどう活かすか……。
「理想」を形にするための選択肢が多すぎて、迷ってしまうのは自然なことです。
Hym.では、そんなお客様の「自分たちらしい暮らし」を一緒に形にするコーディネートのお手伝いもしていますが、「相談すると、具体的にどう暮らしが変わるの?」とイメージしづらい方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、新居への引越しを機に、Hym.のコーディネート相談を経てインテリア一式を揃えられた、スタッフのKANAにインタビュー。
担当させていただいたTOMOと一緒に、夫婦二人で悩み、選び、手を動かして作り上げた「整った暮らし」の裏側についてお話を伺ってきました。
あえて今の住まいを選んだ、私たちの「今」
KANAさん、あらためてお引越しおめでとうございます!
2年間にわたる注文住宅での家探しを経て、最終的にこの住まいに決めた時は少し驚きもありましたが、
今日伺ってみて、今のKANAさん夫婦にとってのベストな選択だったんだなと肌で感じました。

TOMO

KANA
ありがとうございます。
インテリアの仕事に関わっている以上、「いつかはこだわり抜いた注文住宅を」という思いがずっとどこかにありました。
でも、予算や土地の条件で立ち止まった時、ふと「自分たちが今、一番大切にしたいのは何だろう?」と考え直したんです。
結果的に、環境も価格面も納得できるこの家に出会えたのは、私たちにとって一番自然なタイミングでした。
好き」だけでは辿り着けなかった、窓辺の答え

記事の中で「プロとして、自分たちらしく整えたいというプレッシャー」についても触れていましたね(笑)
特に窓辺については、かなり悩まれていたのが印象的でした。

TOMO

KANA
そうなんです……。自分の家となると、どうしても客観的になれなくて。
私は昔から「風に揺れるカーテン」が好きだったので、これまでの自分なら迷わずカーテンを選んでいたと思います。
でも、この家の窓に何が本当に合うのか、今の気分にしっくりくるものは何だろう?と、TOMOさんに相談させてもらいました。
相談を受けた時、KANAさんは「今の自分にピタッとくるのは何かな?」とフラットに探されていましたよね。
私はこのお家のリビングの間取りや、KANAさんが選ぼうとしている大きめのソファ、そして「空間に余白を作りたい」という希望を聞いた時、窓辺をすっきり整える提案をしたいなと思ったんです。
ただ、すべてを同じメカもので揃えるのではなく、窓ごとの「役割」に合わせて種類を変えることをおすすめしました。

TOMO

KANA
そうでしたよね!
メインの掃き出し窓にはバーチカルブラインド、ダイニングの腰窓にはアルミブラインド、気付けばLDKに続く和室にはプリーツスクリーン。
あの引き出しの多さには本当に感動しました。
すべて同じもので統一してしまうと、すっきりはするのですが、少しオフィスっぽくなってしまったり、空間がのっぺり見えてしまったりするんです。
だから、一番大きな掃き出し窓には、出入りがしやすく光をグラデーションでコントロールできるバーチカルブラインドで開放感を。
ダイニングの腰窓には、窓枠の中に綺麗に収まって家具を引き立てるアルミブラインドでシャープさを。
そして、優しく光を採り入れたい和室には、ファブリックの柔らかさと和の落ち着きを両立できるハニカムスクリーンをご提案しました。

TOMO

KANA
あの提案で、一気に視界が開けました!
窓辺をシャープに整えるだけで、一気に自分らしい空間になれるんだって。
ただ統一するのではなく、窓ごとの過ごし方に合わせて「素材感」や「機能」をミックスしてもらったことで、
空間全体に心地よいリズムが生まれた気がします。窓辺が綺麗に整ったことで、こだわって選んだソファや植物がより主役として引き立つようになりました。
16畳を広く使う配置の工夫と、和室のくつろぎ空間

LDKのレイアウトも、プロならではの割り切りと工夫が詰まっていますよね。

TOMO

KANA
そうですね。
一般的なLDKの16畳って、数字だけ聞くと広く感じられますが、夫の体格に合わせてゆとりのある大きなソファを配置すると、実は結構窮屈になりがちなんです。
だからあえて、ソファ周りにはローテーブルやテレビ台を置かず、テレビ自体を置かないという選択をしました。でも最初は「さすがに少し殺風景かな?」と心配で。
そこで私から、「あえて家具を減らして作った余白だからこそ、大ぶりのグリーンや小物を少し置いてみては?」とお話ししたんですよね。

TOMO

KANA
あの一言で意識が変わりました!
家具ではなく植物で空間を埋めることで、圧迫感を出さずに瑞々しい「余白」を演出できるんだと。
ダイニングテーブルも、普段はコンパクトに、人が集まる時は最大160cmまで伸ばせる伸長式を選んだことで、自然と普段の生活にゆとりある余白を意識できる空間づくりができました。
そして、LDKから繋がる和室は、本当に最高のくつろぎスペースになりましたね。

TOMO

KANA
はい!Hymオリジナルのビーズクッションができあがった時、「新居には絶対に取り入れたい!」と心に決めていたんです。
ただ、TOMOさんからアドバイスしてもらった通り、ただ広い和室にクッションを置くだけだと、ポツンと寂しく見えてしまうんですよね。
主役(クッション)を引き立てるための「脇役」が大切なんですよね。
そこで、低めのローテーブルと、和室の落ち着いた雰囲気に馴染む和紙素材のアートを壁に飾るご提案をさせていただきました。

TOMO

KANA
おかげさまで、一気に和室のくつろぎスペースが完成して大満足です!
「家具を詰め込まない余白」と「お気に入りの小物の重なり」のバランスって、本当に大切なんだなと実感しました。
16畳を広く使う配置の工夫と、和室のくつろぎ空間

今日お邪魔して、まだ「完成形ではない」という空気感も素敵だなと思いました。この心地よいベースがあるからこそ、これからの暮らしへの楽しみが広がりますね。

TOMO

KANA
はい。
大物の家具はこれで揃ったので、これからは棚に飾れるようなお気に入りのフラワーベースや、小さめのアート、少しずつお気に入りの小物を探していこうと思っているんです。
結婚記念日などにひとつずつ増やしていくのもいいな、と夫とも話しています。この「キャンバス」を、時間をかけて自分たちらしく染めていく。
完璧なスタートじゃないからこそ、これからの変化が楽しみで仕方ありません。
理想を「買う」のではなく、
今の住まいから「育てていく」。その楽しさが、この記事を通して多くの方に伝わるといいですね。
今日はありがとうございました!

TOMO

KANA
こちらこそ、ありがとうございました!
実際の記事はこちら

スタッフKANAのリアルバイ。#家具編
小さなものの重なりで、「自分たちらしさ」をつくっていくリアルな家づくりストーリー。

スタッフKANAのリアルバイ。#窓辺編
インテリアで最初に悩んだのは窓辺。「好き」だけじゃなく、「暮らしやすさ」も大切だった。
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