
こんにちは。
Hym.スタッフのKANAです。
前回の「建売住宅からはじまる、わが家づくり #窓辺編」は、ご覧いただけましたでしょうか。
窓辺を整えたことで、今度は、
「どんな家具を置いたらいいのかな」
「この家で、どんな時間を過ごしたいんだろう」
と考えるようになっていきました。
今回は、私たちがどんな想いで家具を選んだのか、少しお話ししたいと思います。
“余白”をつくることを意識した家づくり

窓辺のことはもちろん、インテリア全体についてもスタッフTOMOに相談しながら、一つずつ家具を選んでいきました。
その中で大切にしたのが、「余白」をつくること。
実は、そう思ったのには2つの理由があります。
ひとつは、家具を詰め込みすぎず、窓辺や光がちゃんと感じられる空間にしたかったこと。
暮らしの中に、ふっと気持ちがゆるむ場所をつくりたいと思っていました。
そしてもうひとつは、これからの暮らしを見据えたこと。
わが家にはもうすぐ新しい家族が増える予定です。
これから先のことを考えると、家具は本当に必要なものだけ迎えたいと思いました。
最初から全部を揃えなくても、暮らしながら少しずつ整えていけばいい。そんな考え方になりました。
最初に決めた家具。それは「ソファ」

いちばん最初に決めて、こだわったのはソファ。
夫は少し体格がいいので、1LDKのアパートで暮らしていた頃は、どこか縮こまって座っていることも多くて。
だから新しい家では、
「広々と座りたい!なんなら寝たい!」
という願いを叶えたくて、お部屋に対して少し大きめかな、と思うくらいのソファを選びました。
色選びも最後まで悩みました。
最初は、空間が引き締まりそうなグレーがいいなと思っていたのですが、スタッフTOMOと相談していく中で選んだのはダークベージュ。

窓から入る光や木の家具との相性を考えると、今のわが家にはこちらの方がしっくりきました。
実際に置いてみると、主張しすぎないのに空間がぼやけない。
どこかやわらかくて、落ち着く雰囲気になった気がしています。
私たちがこの家で大切にしたかったのは、「何を置くか」よりも、「どんな時間を過ごしたいか」ということ。
普段あまりテレビを見るタイプではなかったこともあり、思いきってテレビを置かないことにしました。
その代わり、リビングの中心にしたのが、このソファです。
リビングは、“何かを見る場所”というより、ただくつろぐための場所になりました。
なにもせず、ただ座ったり、寝転がったり。
ふたりでぽつぽつ、
「今日は仕事でこんなことがあってね…」
「明日のお弁当のおかずはどっちがいいかな?」
そんな何気ない時間が、前よりずっと増えた気がします。
家を建てる前は、リビングといえばテレビがあって当たり前だと思っていました。
でも実際に暮らしてみると、私たちにとって必要だったのは、大きな画面ではなく、ゆっくり過ごせる場所だったのかもしれません。
……ただ、硬めで大きめのソファは、気持ちよく寝てしまうことも多くて。私はそのたびによく怒っています。
「ちゃんとベッドで寝てっていったでしょ!」
そう言いながら、最後はブランケットをかけてしまう。
そんな夜も、案外嫌いじゃなかったりします。
食卓を囲む時間が好き

ソファを決めたあと、次に考えたのはダイニングのことでした。
実は私たち、もともとは家で過ごすよりも、外へ出かけることのほうが好きなタイプ。
休みの日は出かけてばかりで、家はどちらかというと「帰って寝る場所」でした。
そんな私たちですが、一緒に暮らしはじめた1LDKでは、友達を呼んでごはんを食べることが増え、
気づけば何時間も話し込んで、「明日早いからもう寝るよ!」なんて日もよくあったり。
家で誰かと食卓を囲む時間には、外へ出かけるのとはまた違う心地よさがあることを知りました。
だからこの家でも、自然と人が集まるダイニングにしたいと思っていました。
料理を持ち寄って両親や兄妹の誕生日をお祝いしたり、
夫が得意な餃子パーティーをしたり、
大富豪でお皿洗い係を決めたり。
そんな時間を思い浮かべながら選んだのが、
最大160cmまで伸ばせる伸長式のダイニングテーブルです。

普段はコンパクトに。
でも誰かが遊びに来たときには、少し広く使える。
今の私たちの暮らしに、ちょうどいいテーブルだったと思っています。
思わず長く座っていたくなるチェア

チェアは、思わず長く座っていたくなるような、クッション性のあるデザインタイプ。
食事の時間はもちろん、
ダイニングで少し仕事をする日もあるので、
長時間座っていても疲れにくいところもお気に入りです。
普段は「インテリアは任せるよ」という夫。
でもチェアだけは別だったようで、「できれば肘掛けがあるタイプがいいな〜」
と、しっかり希望を伝えてきました。
でも、困ったことにこのチェアには肘掛けはありません。
その代わり、身体をやさしく包み込んでくれるような形になっています。
「これなら気に入ってくれるかも」
と半分賭けのような気持ちで選んだのですが、結果は大成功。
座った瞬間に、「これ好き!」と言っていたので、ひと安心でした。
気づけば、ごはんを食べ終わったあともそのまま席に残っていることが増えました。

お気に入りのほうじ茶を飲みながらスマホを見たり、
友達からのお土産を食べながら、「いいね〜、私たちも行きたいね」
なんて話をしたり。
特別なことをするわけではないけれど、そんな何気ない時間も意外と好きです。
毎日使うものだからこそ、“なんとなく好き”だけではなく、ちゃんと心地いいことも大切なんだな、と感じました。
暮らしやすさを考えて選んだ、収納家具のこと

家具を選ぶ中で、意外と悩んだのが収納。
建売住宅は収納が少ないことも多いみたいで、私たちのお家もまさにそんな感じ。
だからこそ、“隠す収納”だけではなく、暮らしの中ですぐ手に取れる場所をつくることも、大切にしたいと思っていました。
選んだチェストは、上部分がガラスになった少し珍しいデザイン。
天然木のやわらかな木目に、脚の部分も少し遊びがあって、あまり見かけない雰囲気に惹かれました。

中には、手帳や薬箱など、暮らしの中でよく使うものを収納しています。
「あれ、どこにしまったっけ?」と探すことも減り、必要なときにすぐ取り出せるようになりました。
夫も私も、どちらかというと整理整頓が得意なタイプではないので、
片付けやすい場所をつくっておくことも大事だった気がします。
見せるだけではなく、ちゃんと使いやすいこと。
必要なものが、必要なときにすぐ取り出せること。
そんな当たり前のことが、暮らしやすさにつながるんだなと感じています。
だから今回の家具選びでは、デザインだけではなく、毎日の使いやすさも大切にしていました。
一目惚れだった、壁掛け時計

時計は、ほとんど一目惚れ。
今までは賃貸だったこともあり、「壁に穴を開けたくないよね」という話から、置き時計を使っていました。
でも、実際に暮らしてみると、少し見づらかったり、毎回時計のある場所を探したり。
だから新しい家では、お部屋のどこにいても見える位置に、思いきって壁掛け時計をつけることにしました。
すると、想像以上に便利で。
多分、同じ人はあまりいない気がするのですが、「アレクサ、今、何時!?」と聞くことが、ほとんどなくなりました。
視認性が高く、ぱっと見ただけで時間がわかる。
それだけで、暮らしの小さなストレスって、意外と減るんだなと感じています。
そして、静音タイプを選んだのも正解でした。
カチカチという音も嫌いではありません。
でも、少し神経質になってしまう夜は、その音が気になってしまうこともあって。
だから今回は、静かなものを選びました。
夜の静かな時間にも、すっと馴染んでくれる感じが、とても気に入っています。
これは完全に私の好みだったのですが、案外夫も気に入ってくれていて。
少し華奢なフォントで、どちらかというと女性らしい雰囲気のデザイン。
でも、空間の中に入ると主張しすぎず、自然と馴染んでくれる感じが、今のお家にもぴったりでした。
小さなものの重なりで、“自分たちらしさ”ができていく

時計や植物、アートや収納家具。
少しずつお気に入りを取り入れていくことで、空間に表情が生まれるようになりました。
大きな家具を置けば完成するわけではなくて。
時計を掛けたり、
植物を迎えたり、
お気に入りのポスターを飾ったり。
そんな小さな積み重ねが、少しずつ家らしさをつくってくれる気がしています。
ふとソファから窓の外を眺めたり、
ダイニングでお茶を飲みながら予定を立てたり。
何気ない時間を過ごす中で、「この家、なんだか好きだな」と思う瞬間も増えてきました。
建売住宅だからこそ、どう整えて、どう暮らしていくかで、空間はちゃんと自分たちらしく変わっていく。
そんなことを、この家で暮らしながら感じています。
まだ完成じゃない、これからのお家

今のお家は、まだ完成ではありません。
「次はこんな照明がほしいね」
「結婚記念日に家具をひとつ迎えるのもいいね」
そんな話をしながら、少しずつ暮らしを育てています。
完璧なスタートじゃなくても大丈夫。
今の私たちにちょうどいい暮らしを、その時々に合わせて整えていく。
そんな家づくりも、悪くないなと思っています。
使用したアイテム

スタッフKANAのリアルバイ。#窓辺編
インテリアで最初に悩んだのは窓辺。「好き」だけじゃなく、「暮らしやすさ」も大切だった。

バイヤーのスタッフ後藤のリアルバイ
収納家具で、「片付ける」から「整える」へ。出しっぱなしでも美しい収納アイテム。











